カテゴリ:上手な不動産売却 / 投稿日付:2024/11/04 10:53
良く聞く、「不動産鑑定」と
街の不動産会社の「査定」とは同じように思っていましたが、
実は違うようです。
詳しく教えてもらえますか?
確かに似ているようですが、違います。
不動産鑑定とは、土地や建物などの不動産の適正な地価、
価格などを判断することです。
この不動産鑑定評価は『不動産の鑑定評価に関する法律』に基づいて
不動産鑑定士だけが行えるものです。
不動産鑑定で評価されるのは、地価公示や地価調査、
相続税路線価評価、固定資産税評価など公的なもの。
そのほか、個人や法人が所有している不動産も対象です。
「不動産鑑定士」が行うものですか。
「不動産鑑定士」ってどんな資格なんですか?
不動産の鑑定評価を行うことができるのは、
国家資格である不動産鑑定士試験のすべてに合格して
国土交通大臣への登録を受けた「不動産鑑定士」か、
不動産鑑定士試験の一部に合格して
国土交通大臣への登録を受けた不動産鑑定士補です。
国家資格なんですね。どんな業務を行うのですか?
不動産鑑定士の仕事には、大きく分けて
下の表のように「公的評価」と「民間評価」があります。
公的評価とは、国や都道府県、市町村などが
土地の適正価格を公表するために行う地価公示や
地価調査、相続税や固定資産税の課税のための評価です。
民間評価とは、民間企業や個人などから依頼される評価業務のことです。
不動産会社による査定はどうでしょうか?
不動産査定は不動産会社等が算出する
「売却できそうな価格」のことです。
不動産会社が独自に算出したり、
不動産鑑定士に依頼して算出したりします。
そのため、依頼先によって金額に多少の違いが出ることがあります。
個人で不動産鑑定を依頼するのはどんなときがありますか?
個人が不動産鑑定を利用するのは、
一般的には不動産の売買や
相続、贈与、財産分与などの場合が考えられます。
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